未経験からフリーランスのWebディレクターになれるのか?←無理ではないが厳しい話

未経験だけどフリーランスのWebディレクターになってお金をガッポガッポ稼ぎたいゾ。

本記事では上記のような方向けに、未経験からフリーランスのWebディレクターになれるのかという話をしていきます。

結論から言うと、無理ではないがやや厳しいです。今回はその理由と併せて、未経験からフリーのWebディレクターになってお金を稼ぐ具体的な方法も解説していきたいと思います。

この記事を書いている人

  • 現役のWebディレクターとしてWeb制作会社に勤めながら自分のWeb制作事業を副業で営んでいます
  • 未経験からWebディレクターになりました

記事の内容

  • 未経験からフリーランスのWebディレクターになるのは厳しい話
  • 未経験からフリーランスのWebディレクターになる方法

未経験からフリーランスのWebディレクターになるのはやや厳しい話

無理ではないが、やや厳しいです。理由は下記

  • 制作フローの確立ができておらず、プロジェクトがグダる
  • 外注の管理ができない
  • 提案パターンがなく、仕事の幅を広げられない

制作フローの確立ができておらず、プロジェクトがグダる

Webディレクターの仕事は制作までの道のりを整備してあげて、決められた納期に向けてスケジュールを組み立てることです。

未経験だと、プロジェクト公開までの制作フローが確立できておらず、結果的に制作物のクオリティが下がり、プロジェクトがグダるということになりがちです。

グダる→制作物のクオリティが下がる→「この人大丈夫か」と思われる→仕事がなくなる、という流れですね。

外注の管理ができない

Webディレクターはクライアントとクリエイターの橋渡し役的な存在です。クライアントからの提案をデザイナーやエンジニアに説明し、クライアントの理想物を制作してもらいます。

「ただ投げるだけじゃん」と思われるかもですが、丸投げというわけにはいきません。そもそもクライアントの要望は技術的に可能なのか?工期はどれくらいかかるのか?スケジュールは問題ないか?などなど。考えることはかなり多いです。

未経験のWebディレクターがそういうことを諸々も考えてできるのか?というと、ぶっちゃけ難しいです。

丸投げでクリエイターに嫌われる→制作物のクオリティが下がる→クライアントに怒られる→仕事ない&仕事頼めないのダブルパンチ

結果的に上記のような流れになり、破綻するケースが高い確率で考えられます。

提案パターンがなく、仕事の幅を広げられない

クライアントへの提案もWebディレクターの仕事です。ある程度クライアント側で要望が決まっているなら提案する必要はないですが、基本的にフリーランスWebディレクターが受注する仕事にそんなことはなく、何かしらの提案が必要です。

逆を言うと小規模な制作の仕事の多くは、クライアントにWebの知見がないことがほとんどです。だからこそ様々な提案ができるWebディレクターは仕事を取りやすくなります。

  • 言われたことをやるだけの人への感想:「サイトを作ってくれた」
  • 言われたことをやりつつ提案した人への感想:「サイトを作ってくれた。提案してくれた内容は今後検討したいと思う」

上記の通り、提案があるだけで次の仕事につながる可能性もあるので、フリーランスで食べていくなら提案力は確実に持っておきたいスキルです。

未経験からフリーランスのWebディレクターになる方法

後半では未経験からフリーランスのWebディレクターとして食べていく方法を解説します。方法としては下記の2通り

  1. Web制作会社にディレクター志望で入社(アルバイト)
  2. 独学しつつ、実際に仕事を取っていく

Web制作会社にディレクター志望で入社(アルバイト)

フリーランスなのに、入社かい!と思われそうですが、、

フリーランスになる前に、お金をもらいながら実務経験を積む方法です。

前半でも述べたように実務経験があるのとないのとでは大きな差が生まれます。そのためディレクター志望で制作会社に潜り込む戦略です。

ポイントは会社員じゃなく、アルバイトで入りましょうということです。

未経験から上流工程のWebディレクターになるのはぶっちゃけかなりハードルが高いです。しかしアルバイトでディレクターの求人を出しているところなら未経験でも入社可能な事が多いです。

アルバイトで片手間でやりながら、個人でも仕事を取っていければ最高です。

ぼくはアルバイト入社パターンです

僕自身、実際この方法でWeb制作会社に入り、現在も自分の事業を兼業しながら勤めています。本業と副業の領域がリンクするので収入も上がるし、実務経験も積めるのでぶっちゃけ最良の選択でした。

独学しつつ、実際に仕事を取っていく

ハードルは高いですが、独学しながらフリーとしてやっていくのもあり。

ひとつ仕事を取れると自分なりのやり方も確立できるので、数を重ねられれば問題はないと思います。ただ軌道に乗るまではマジでしんどいので覚悟を持ってどうぞ!

実際に未経験からフリーランスになった結果

制作会社に入る前の僕は、最初このパターンでやってましたが辛かったです。常にある収入面の不安、営業も勉強もしないといけないという状態で、精神的にも体力的にも苦痛でした😐

【まとめ】焦らず確実に最良の選択を選ぼう

記事のまとめです。

未経験からフリーランスのWebディレクターになるのは厳しい理由
  • 制作フローが確立できず、プロジェクトがグダる
  • 外注を管理できない
  • 提案パターンがなく、仕事の幅を広げられない
未経験からフリーランスのWebディレクターになる方法
  1. Web制作会社にディレクター志望で入社(アルバイト)
  2. 独学しつつ、実際に仕事を取っていく

「独立してフリーランスになれば稼げる!」みたいな風潮を真に受けるのはオススメしないです。フリーランスはスキルよりも営業の方が必要ですが、スキルが低すぎるとそれはそれで…なので、実務経験を積めるWebディレクターのアルバイトから始めて見るのがおすすめですよー!

Webディレクター求人の情報サイト

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