未経験Webディレクターが意識しておきたいこと【仕事の基本です】

しがないWebディレクター
しがないWebディレクター

未経験からWebディレクターになりました。これからできるディレクターになるためには何を意識すべきですか?

こんな方向けの記事です。

こんにちは、づみです。未経験からWebディレクターになり現在はWeb制作会社のディレクターとして活動しています。

本記事では、未経験からWebディレクターになる・これからなろうとしている人に向けて、仕事で意識すべきことを解説していきます。

未経験から1年がたち、自分なりに仕事の進め方も理解できてきたので、まとめようと思います。

Webディレクターに求められる能力とは

  • 企画・提案力
  • 進行管理能力

主にこの2つがWebディレクターに求められる能力ですが、その中でもプロジェクトを円滑にすすめるための進行管理能力が重要だといえます。(そもそも企画や提案はプランナー、アートディレクター、上層部が担当することもあるので範囲外の場合もある)

今回は進行管理能力をメインとして意識すべきことを解説しますね。

未経験Webディレクターが意識すべきこと

結論から話すと、「マメな連絡を取る」

これだけです。各担当者への連絡とやり取りを欠かさないことがプロジェクトを成功させる基本です。

多くのトラブルは認識の違いによって発生する

ぼくがこれまで経験してきたトラブルといえば、他者間との認識違いによるものが多くありました。

簡単な例だと、コーディングはAさんが担当すると思っていたけど、AさんはBさんが担当と思っていて進めていなかった、など。

こういった認識の違いがなぜ起こるかと言うと、単純に密な連絡が取れていなかったからです。

密に連絡を取り、他者との認識のすり合わせをしておけばこうしたトラブルには発展しません。

手を止めさせないことが最重要である

エンジニアやデザイナーの手を止めさせないことが最重要。

手が止まる状況といえば、

  • クライアントの確認が間に合っていない
  • 修正内容が複雑で整理している
  • 必要な情報(システム関連・APIなど)が揃っていない

などが考えられます。

こうした場合にはディレクターがクライアントへの連絡を素早く取り、なるべく早くエンジニア・デザイナーに振れるようにしておかなければいけません。

考えれば当たり前の話ではありますが、プロジェクトが複雑になればなるほど確認する事項は多くなり、「忘れてた」となりがちです。

「マメな連絡を取る」の具体的アクション

  • メールやチャットは即レス
  • 疑問点・不安要素が生まれた時点で上層部やクライアントに確認を取る
  • 電話で受けた連絡は、チャットで再送

たとえば、上記のようなアクションがあります。

メールやチャットは即レス

メールやチャットは即レスが基本です。

あとで確認しようと思って先に延ばすのは忘れる原因となり、結果的に制作の進行を遅延される要因になります。

疑問点・不安要素が生まれた時点で上層部やクライアントに確認を取る

意外とできないのがこれです。

ぼくもそうだったのですが、「あまり確認しすぎると不安に思われるかも」という感情が連絡を妨げるんですよね。

目的はプロジェクトを納期に間に合うようにすることなので、ここで自分の感情は一切必要ありません。

むしろ確認してくれたほうがクライアントも上層部も安心するということもあります。

電話で受けた連絡は、メールやチャットで再送

認識の違いが起こりやすい原因第一位が、「口頭での連絡」です。

口頭での連絡は、言った言ってないの問題に発展しやすいため、なるべくテキストベースでやり取りするのが好ましいです。

しかし緊急性の高い連絡は電話を使うこともあるため、その際は電話をした相手にメールやチャットで同じ内容をテキストベースで伝えておきます。

こうすることで、もし認識のズレが合ったとしても整理できる機会ができます。

電話に限らず、Zoomミーティングなども議事録を必ず取るべきです

「マメな連絡を取る」のNG例

「マメな連絡を取る」のにもNGな例がありまして、それが以下です。

  • 何度も同じ内容を聞く
  • 進捗聞きすぎ

何度も同じ内容を聞く

やや難しいポイントですが、3〜4回も同じ内容を聞いていると「こいつ大丈夫か?」と思われてしまい仕事が進めづらくなります。

感覚的には2回までが許される。また、一度聞いた後に期間を空けて聞くなら問題ないです。

「コマメな連絡を取る」には確認もセットでついてくるため、難しいところではあります。

とはいえ、本当に自分が理解していないのなら何度でも聞くべき。

進捗聞きすぎ

ひよっこディレクターがやりがちなのが、進捗聞きすぎ問題。エンジニアやデザイナーに嫌われます。

解決法としてはシンプルです。

進捗を聞く期間をあらかじめ決めておく、これだけです。

たとえば、進捗を聞く期間は1週間に1回とあらかじめ設定しておくとよいでしょう。

ポイントは定期的に進捗を聞くというのを認識させることです。

エンジニアやデザイナーが嫌がるのは、不定期に進捗を何度も聞くから。作業中に「〇〇さん、あれどう?」と聞いてきたらさすがにウザイですよね。

しかし、「明日は進捗を聞かれる日だな」と事前に認識していると心理的ストレスもかなり軽減されるはずです。

【まとめ】Webディレクターの仕事は「報連相」に集約される

Webディレクターに必要なスキルは、コミュ力だったりマーケティングスキルとか色々と言われますが、それらは「あるといいよね」という話です。未経験Webディレクターがまず目指すべきところではありません。

未経験Webディレクターにとってまず大事なのは、なによりも「報連相」。

関係各所への報告、マメな連絡、わからないことは相談する。

こうした当たり前のことを当たり前にやるのが進行管理に最も大事なのでは、と1年経って思いました。

というわけで未経験Webディレクターのあなたも、本記事の内容を少しでも頭に入れておいてもらえるといいんじゃないでしょうか。

それではっ!

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