こんにちは、づみです。
本記事では、Elementorとは?というテーマで詳しく解説していきます。
- 「Elementorっていったいなんなの?」
- 「Elementorを使ってどんな事ができるの?基礎から知りたい」
上記のような疑問を抱えた方向けの記事になります。
この記事を読むことでElementorの概要からできることが理解できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- Elementorの概要について解説する
- Elementorの特徴とは?メリットも
- Elementorで作られたサイトを紹介
- Elementorに関するQ&Aまとめ
こちらの動画でもElementorの基礎から解説していますので、動画派の方はこちらからどうぞ。
目次
Elementorとは?
Elementorとは、WordPressのページビルダープラグインです。イスラエルのスタートアップ「Elementor.ltd」が提供しています。

ページビルダープラグインってなんですか?
ページビルダープラグインとは、コーディングやプログラミングをせずに、ドラッグ&ドロップでページを作成できるプラグインのことです。

つまり、Elementorを使用することによって、コーディングやプログラミングの知識がなくても、サイトを制作することができます。
巷ではノーコードツールという言葉が流行していますが、Elementorもサイトをノーコードで作成できるノーコードツールと言ってよいでしょう。
Elementorの特徴
- ElementorはWordPressのページビルダープラグイン
- Elementorを使うことで、コーディングやプログラミングをせずにサイトを制作できる
- ノーコードツールの1つ
さてさて、Elementorの概要がざっくりわかったところで、より詳しく見ていきましょう。Elementorの特徴について解説していきます。
Elementorの特徴その1:世界的にポピュラーなプラグイン
2021年現時点でElementorのダウンロード数は500万以上にも登ります。また、公式サイトによると、Elementorで作られたサイトはおよそ800万を超えるようです。
その他にも、
- Elementor独自のメンバーズコミュニティがある。会員数は14万人以上。
- 2020年のイベント開催数は400超え。
- Elementorを用いた講座やウェビナーが330件以上開催されている
といった感じで、世界的にかなり人気のプラグインであることがわかります。
Elementorの特徴その2:無料で使える
優秀なプラグインでありながら、無料で使えるのも、Elementorの特徴の1つです。
本格的にサイトを制作したい場合は有料版もあり。無料版と有料版の違いについてはまた別の記事でまとめます。
Elementorの特徴その3:独自のプラットフォームにとらわれない
Elementor以外にもドラッグ&ドロップでサイトを制作できるツールは多くあります。WixやSTUDIOなどが人気ですよね。
それらとElementorとの最大の違いは、WordPress内で扱えるツールであるということです。
WixやSTUDIOの場合は、そのプラットフォームに依存するため、カスタマイズ性を高めるとなると、有料プランに登録する必要があります。
その点Elementorは、無料かつWordPress内で扱うことができるため、他のプラグインと併用してよりカスタマイズ性を高めることができるんです。
操作画面を実際に見てみよう
ザザッと解説してきたわけですが、テキストだけだとイメージ湧かないですよね。
というわけで、実際の操作画面を見てみましょう。下記をどうぞ。

操作画面は、左にウィジェット、右が表示画面という構成です。
実際にレイアウトを確認しながら編集できるのがElementorの醍醐味でもあります。
Elmentorで実際に作られたサイト

だいたいの概要はわかったけど、実際どんなサイトが作れるの?イメージが湧かない…
というわけで、elementorで作られたサイトを一部ご紹介します。
株式会社グラフィティー | 大阪梅田のデザイン会社

こちらは、elementor公式が毎月発表している「elementorで作られた優れたサイトTOP10」に日本で初めてノミネートされたサイトです。
見てもらうとわかるのですが、めちゃくちゃイケてますよね。
このレベルを作るのはかなり大変だと思うのですが、、「Elementorでこんなサイトも再現できる」と思ってもらえれば。
大愚和尚オフィシャルサイト

こちらは、僧侶Youtuberとして活躍している大愚和尚のオフィシャルサイトです。
こちらのサイトもElementorで制作されていますね。黒をベースとしたデザイン、ちょっとしたエフェクトが洗練された印象を与えます。
こうした細かいスタイリングもElementorで実現できます。
Elementorが向いている人・そうでない人
まずElementorが向いている人は下記の通り。
- フリーのWeb制作エンジニア、Webデザイナー
- 自分でサイトを作りたい人
- コーディングやプログラミングの知識が浅い初学者
フリーのWeb制作エンジニア、Webデザイナー
フリーで案件を受注しているエンジニアやWebデザイナーにとって、Elementorは最大の効率化ツールになるはずです。
会社に勤めていると、こうしたツールを使うことはまずないですが、フリーランスならクライアントの了承さえ得られれば使えます。
Webエンジニアならコーディングはもちろん、ちょっとしたプログラムの実装などがドラッグ&ドロップで済みます。
デザイナーなら今までエンジニアに任せていたコーディングもすべて自分で対応可能。結果取り分も増えてハッピーです。
ちなみに、制作案件でElementorを使うならElementor Proに乗り換えるのがおすすめですね。このあたりまた詳しく解説します。
自分でサイトを作りたい人
「知識はないけど、費用はかけたくないので自分でサイトを作りたい」
こういった方にはElementorがおすすめです。
他のノーコードツールでもよいのですが、無料だと機能に制限があったりで、自由にカスタマイズできないのがデメリットです。
コーディングやプログラミングの知識が浅い初学者
コーディングやプログラミングの知識は浅いが、自分でサイト制作の仕事をとっていきたいという方には、マジでおすすめです。
本来だと、3ヶ月や6ヶ月勉強してやっとはじめの案件を受注できるって感じなんですが、、
Elementorなら一週間でマスターできますね。
それで地元の中小企業の会社のサイトや、知り合いのお店のサイトを作ったりすれば、しっかり収益をあげることができますよ👍
言うまでもなくですが、制作会社経由の仕事などは当然コーディングやプログラミングスキルが求められるので諦めましょう。
間違って「これElementorで作れますよ?」とか言っちゃうと白い目で見られるかもです。。
続いて、Elementorが向いていない人はこちら。
- 英語を見ると吐き気がする人
- 複雑なプログラムや高度な実装が求められる制作案件を受注するエンジニア
- SEOに特化したメディア制作を中心に受注する人
英語を見ると吐き気がする人
Elementorは日本語に対応していますが、ごく一部は未だ英語のみの場合があります。そのため、「英語を見るとえづく」って方にはあまりおすすめできないかもです。
また、何かわからないことが起こったとき、日本にはあまり情報がないので、英語で調べられる人でないとしんどいかもです。
このブログでなるべくElementorのコンテンツを充実させていくつもりなので、
「それでもElementorを使いたいんや!」って方は、今後に期待していただければ^^
複雑なプログラムや高度な実装が求められる制作案件を受注するエンジニア
自由にカスタマイズできるElementorも、全てにおいて完璧かといえばそうではありません。「かゆいところに手が届かないな…」というのはぶっちゃけあります。
なので、複雑なプログラムや高度な実装が求められるエンジニアにはあまりおすすめできません。
SEOに特化したメディアを中心に受注する人
SEOメディアに求められるのはデザイン性よりも、コンテンツの質です。
SEOに特化したサイトを制作するのであれば、わざわざElementorを使わずに、WordPressテーマを導入して制作するほうが無難です。
Elementorに関するQ&A
ElementorでありがちなQ&Aをまとめました。
Elementorは無料で使えますか?
無料で使えます。
Elementorはコーディングやプログラミングの知識は必要ありませんか?
必要ありません。ドラッグ&ドロップでページを作成できます。
コーディング、プログラミングの知識があるエンジニアの方は、更にカスタマイズ性を高めることができます。
Elementor Proとはなんですか?普通のElementorとなにが違うのですか。
Elementor Pro とは、Elementorの有料版です。使えるウィジェットが追加されるなど、拡張性が高まり、よりフレキシブルなサイト制作が行えるようになります。
Elementorはどうやって始めたらいいですか?
- WordPressをインストールします
- プラグイン「Elementor」を追加して有効化
- ページを作成!
以上が流れです。具体的な使い方についてはまた記事にまとめようと思います。
まとめ
今回はElementorの概要や特徴について解説しました。Elementorを使いこなせるようになると、サイト制作のエンジニア、デザイナーはグンッと効率が上がります。ぜひ一度試してみては。
次回以降は詳しい使い方について解説していくので、下記を参考にどうぞ。(現在準備中)
今回は以上です。