「ぶっちゃけ、Webディレクターは辛いです。」
こんにちは、づみです。Web制作会社でWebディレクターをやりながら、副業でWeb制作事業を営んでいます。
先日下記のツイートをしました。
ぶっちゃけ、Webディレクターは難しいです。
— ヨシ@筋トレWebエンジニア (@web_yossy) April 25, 2022
理由は下記
①求められるスキルがコミュ力や顧客折衝といった抽象的なスキル
②提案にはコーディングやデザイン、システムの知識が必要不可欠
③制作現場とクライアントの間の壁として生きる覚悟必須
④ミスは売上に直結
上流工程の給料が高い理由はこれ
ぶっちゃけ、Webディレクターは難しいです。
理由は下記
①求められるスキルがコミュ力や顧客折衝といった抽象的なスキル
②提案にはコーディングやデザイン、システムの知識が必要不可欠
③制作現場とクライアントの間の壁として生きる覚悟必須
④ミスは売上に直結
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ツイートの通り、Webディレクターは難しい。
本記事では、上記それぞれの理由の深堀りと併せて、Webディレクターとして働く未来を独自の視点で解説していきます。
目次
Webディレクターが難しいと感じる理由
- 求められるスキルがコミュ力や顧客折衝といった抽象的なスキル
- 提案にはコーディングやデザイン、システムの知識が必要不可欠
- 制作現場とクライアントの間の壁として生きる覚悟必須
- ミスは売上に直結する
上記4つを深堀りします。
求められるスキルがコミュ力や顧客折衝といった抽象的なスキル
- エンジニア → HTML,CSS,JSなどのプログラミング知識(勉強:参考書など)
- ディレクター → コミュ力、顧客折衝能力、進行管理能力(勉強法:経験)
上記のとおりなんですが、Webディレクターはエンジニアやデザイナーと違って、「特定のスキルを持っている人」ではないです。
クライアントとのコミュニケーションや進行管理能力など抽象的なスキルのほうが求められまして、スキルアップするためには経験を積むことが何よりも重要です。
もちろん、エンジニアやデザイナーにも経験でしか学べないことはあるでしょう。ただWebディレクターは必要なスキルを勉強する方法の割合に「経験」が多いという話です。
未経験からの転職を目指す人にとって、抽象的なスキルが求められるWebディレクターは最も転職しづらいと言えるかもです。
エンジニアやデザイナーはポートフォリオを見せることで実力をアピールできます。しかしWebディレクターはポートフォリオなどありません。ワイヤーフレームをポートフォリオに見せるとかできないですよね
だいたいのWebディレクターは、エンジニアやデザイナーからキャリアアップしてなるパターンが多いです。
提案にはコーディングやデザイン、システムの知識が必要不可欠
Webディレクターの仕事のひとつに「提案」というものがあります。お客さんの「こういうのつくりたい!」というのを、様々なアプローチで提案してお仕事ゲッチュするものです。
提案するには、コーディング・デザイン、システムの知識が必要不可欠。なぜなら、知識がないとお客さんの課題を解決する提案が思い浮かばないからですね。
めちゃくちゃ詳しい必要はありませんが、ある程度知っておかないとかなりきちいです。
よくある例として、お客さんに「こういうのってできますか?」と聞かれることがあります。そのとき、何も知らないと「ちょっと…できないですね…」と返答せざるを得ないことになります。こうなるとお客さんは「じゃあ他の会社に頼もう」となり、仕事がなくなるわけですね。
制作現場とクライアントの間の壁として生きる覚悟必須
ディレクターは中間管理職みたいなもの。制作サイドとクライアントの間をうまく保って生きていくのが仕事です。
クライアントからは修正の嵐、制作側からは「こんなスケジュールでこの量の修正は無理ですよ」と怒られます。この間を司る壁として生きていく覚悟はあるか!
ミスは売上に直結する
ディレクターの後ろには誰もいません。いるのはクライアントのみ。だからディレクターがミスをすると完全に売上直結コースなんですよね。
エンジニアやデザイナーは納品前にディレクターが確認する余地があるので瀬戸際のところで止めることができます。
ディレクターは余地ないですからね、そのままズドーン!と言ってしまい、下手したら仕事は飛ぶし売上もなくなります。
Webディレクターに未来はあるのか【結論→未来は明るい】
色々難しい理由を述べてきましたが、それでもWebディレクターの未来は明るいんじゃないかと思っています。
理由は下記。
- 1人(独立後)でもやっていきやすい
- 廃れないスキルが身につく
1人(独立後)でもやっていきやすい
クライアント、制作サイドとのやり取りを普段からやっていれば、仕事さえ取れれば、独立後も1人で回すことはそんなに難しいことではありません。会社でやっていることをそのままやるだけなので。
人に頼めるスキルがあるのは1人経営者の大きなアドバンテージです。仕組みを作って回すことができれば少ない時間で収入も跳ね上がります。
実際個人で事業をやっている僕ですが、ディレクションの経験は大きく役立っていると実感しています。
廃れないスキルが身につく
コミュ力やマネジメント能力はどこにいっても応用できるスキルです。それが身につくWebディレクターの未来は明るい。
結局稼ぐために必要なのはスキルや特別な技術よりも人間力だったりします。できないことは頼めばいいわけですからね。
【結論】Webディレクターは難しいが、リターンは大きい
Webディレクターは実際難しいですが、その未来は明るいんじゃないかと思っています。たまに「Webディレクターはなくなる」と言われてますが、人と人のつながりが最も濃い部分なのでAIにとって変わることはないんじゃないかと思っています。
難しいことほど参入障壁が高く、リターンも大きいものです。気になる方はWebディレクターアシスタントから始めるのもよいですよ↓

記事は以上です。
それではっ!