
サーバーを契約して自分のブログにログインしたけど、こっから何したらいいの?
こんな疑問にお答えします。
せっかくWordPressを始めたものの、「何から手をつけていいか全くわからない!」という状態になっていませんか?
「まだサーバーを契約してない!サーバー契約ってなに?」という方は、下記の記事を参考にしてみてください。
WordPressの初期設定は非常に重要です。最初のうちにやっておかないと後々大変なことになってしまうので、すぐにやっておきましょう。
この記事では、サーバー契約後にやっておきたいWordPressの初期設定を解説していきます。
設定方法までわかりやすく解説していくので、WordPressの初期設定を知りたい方はぜひ参考にして下さい。
目次
WordPressで最初にやっておきたい設定8項目

WordPressを始めたら、最初にやっておきたい設定は8項目あります。
- テーマの導入
- パーマリンク設定
- プラグインの導入
- Google Analyticsの登録
- GoogleSearch Consoleの登録
- プロフィールの記載・SNSの紐付け
- ウィジェットの整理
1つずつ詳しく見ていきましょう。
テーマの導入
テーマとは、ブログのデザインやSEO対策(記事を見てもらう対策)があらかじめカスタマイズされたものです。
導入することで、何もしなくても完成されたブログが作れる、着せ替えテンプレートようなものと考えるわかりやすいかもしれません。
テーマをまだ導入していない方は、まず初めにテーマを導入しましょう。
初心者の方は圧倒的に「cocoon」がおすすめです。
- 無料
- 導入したらすぐにブログを書ける
- カスタマイズしやすい
- 内部SEO対策がすでに施されている
上記のように初心者に嬉しいメリットがありまくりです。ぼくも最初はcocoonでブログを始めました。
テーマ導入の方法はここではサラッと解説します。詳細はCocoonのページの手順に沿ってやってみてください。
テーマを導入する手順は以下のとおりです。
上記ページにアクセスして、Cocoonの親テーマと子テーマ(.zipファイル)をダウンロードします。

WordPress画面に戻り、「外観」→「テーマ」→「新規追加」を選択します。

「新規追加」→「テーマのアップロード」を選択し、ダウンロードした.zipファイルをアップロードしましょう。

テーマの選択メニューから、Cocoon Childを有効化しましょう。
これでテーマの導入は完了です。
パーマリンクの設定
パーマリンクとは、サイトURLの末尾を指します。
この記事で言えば、「wordpress-setup」のことですね。
デフォルトの設定では、下記のようにURLの末尾が「p=〇〇〇」と表示されます。

つまり記事ごとにURLを設定することができません。
この末尾のURLを記事ごとに書き換えられるように設定します。

なんでURLを変える必要があるの?
毎回URLを考えるのめんどくさいじゃん!

URLをきちんと書いておくことが、読者と検索エンジンに優しいからです!
パーマリンクを記事ごとに設定するのは、
- 見に来てくれた人がわかりやすいから
- Googleが推奨しているから
の2つが主な理由です。
2つ目の「Googleが推奨しているから」という点ですが、Googleはウェブマスター向けガイドライン(サイト運営の教科書的なもの)に、下記のように記載しています。
シンプルなURL構造を維持する
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
ウェブマスター向けガイドライン
書かれているように、「URLはシンプルかつわかりやすいものにしてね」とあります。
ただ、パーマリンクを適切にすることでSEO的に有効かと言われるとそうでもないようです。
でも推奨されてるんだからやっておいたほうが良いのは確かです。マイナスになるよりはよっぽど良いでしょう。
というわけで設定の方法をお伝えしますね。
まず、ダッシュボードのサイドバーから「設定」→「パーマリンク設定」を選択して下さい。

「投稿名」にチェックを入れて、保存します。
これで、記事の編集画面からURLを編集できるようになりました。試しに記事の編集画面で確認してみてください。
記事のタイトルで使われている単語を英語に変換するだけでOKです。
この記事であれば、「WordPressの初期設定」なので「wordpress-setup」としています。
プラグインの導入
プラグインとは、サイトをより便利に使えるようにするツールのことです。
プラグインを導入すればサイトをより快適にカスタマイズしていくことができます。
まず、プラグインの導入方法を解説していきますね。

サイドバーの「プラグイン」から「新規追加」を選択しましょう。

「今すぐインストール」をクリックすると「有効化」と表示されるので、そのままクリックしましょう。
「有効化」にしないと、インストールしてもプラグインを使えません。
様々なプラグインがありますが、最初に有効化しておきたいプラグインを4つご紹介します。
ほとんどがデフォルトで入っているはずです。
- WP Multibyte Patch
- Google XML Sitemaps
- Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
- SiteGuard WP Plugin

WP Multibyte Patch は、日本語による文字化けを防ぐためのプラグインです。
WordPressは英語圏で作られたものなので、日本語のようなマルチバイト文字は文字化けの不具合が起こることがあります。
その不具合を防ぐためのプラグインというわけです。
有効化すればすぐに使えるので、何もする必要はありません。

Google XML Sitemapsは、サイトマップを自動生成してくれるプラグインです。
サイトマップは、読者や検索エンジンにサイトの構造を伝えるリストのことです。
サイトマップには、2種類あります。
- 読者に伝える用のサイトマップ(HTMLサイトマップ)
- 検索エンジンに伝えるサイトマップ(XMLサイトマップ)
このプラグインで自動生成してくれるのは、XMLサイトマップです。

Akismet Anti Spam(アンチスパム) は、スパムコメントをブロックしてくれるプラグインです。
いくつか記事を公開していくと、英語で書かれたURLつきの謎のコメントが送られてきます。そういった悪質なコメントから守ってくれるのがこのプラグインです。

ぼく自身、ブログ始めたてのころたくさんのスパムコメントが来ましたが、このプラグインを導入してからぴったり止まりました。
Akismet Anti Spam(アンチスパム)を使うには、いくつかの設定が必要です。(別記事で解説予定)
下の記事が参考になると思います。(最新でないため操作画面に違いがありますが、手順は同じです。)
参考 スパムコメント対策に便利なプラグイン「Akismet」の設定方法TCD

SiteGuard WP Pluginは、サイトのセキュリティをより向上してくれるプラグインです。
必須ではないですが、有効化しておくだけで安全性が高まります。
具体的には、ログイン画面がちょっと変わったりします。
有効化すれば、特に何もする必要はありません。
(ログイン画面のURLが変わりますが、今までのURL(wp-admin)でアクセスできます。)
Google Analytics(アナリティクス)の登録
Google Analyticsとは、Googleが提供している無料のサイト分析ツールです。
サイトにどれくらいの人が訪れたか(PV数)や、どんな読者が読んでいるのかなど、細かい分析ができるようになります。
ブログで稼ぎたいと考えている人には必須のツールなので、導入しておきましょう。
登録方法は別記事にて解説します。(作成中)
下記の記事が参考になると思いますのでこちらを参考にして下さい。
参考 WordPressでグーグルアナリティクスを設定する方法【GA4対応】Tuzuki blog
Google Serch Consoleの登録
アナリティクスと合わせて、サーチコンソール(通称:サチコ)も登録しておきましょう。
サーチコンソールもアナリティクス同様にサイトを分析できるツールです。
- どんな検索キーワードで検索されたかわかる
- 検索結果で表示され、どれだけクリックされたかわかる(CTR)
- ブログに起きている問題点を指摘してくれる
- インデックス登録できる(Googleに記事できたよ!と伝えること)
ざっくりですが、上記のとおり。
最初のうちは、「使い道がわからない…」と思うかもしれませんが、登録しておくことをオススメします。
サーチコンソールの使い方や導入方法は別の記事で解説します。(作成中)
下記の記事を参考にどうぞ。
参考 【2021年版】Google サーチコンソール の使い方。ウェブサイト改善のための活用術!ウェブ解析士ナレッジ
XMLサイトマップの登録
さきほど紹介したプラグイン「Google XML Sitemaps」で生成したサイトマップを、サーチコンソールに登録します。
XMLサイトマップの登録方法は、長くなるので別記事で解説します。(作成中)
下記の記事がとてもわかりやすいと思います。
参考 SEO効果アップ!サイトマップの仕組みと理想的な作成方法を紹介バズ部
プロフィールの記載、SNSの紐付け
個人ブログを運営していくうえで、「著者がどんな人物なのか?」を示すことは非常に重要です。
なぜなら、見に来てくれた読者はあなたのファンになる可能性を秘めているからです。
何度もブログを読んでくれる読者は「書いている人はどんな人なんだろう?」と気になるものです。(個人ブログ最大の強みはここだと思います)
そこでSNSやプロフィールベージがあると、あなたのパーソナリティがよりわかり、ファンになってくれる可能性が高くなります。
ウィジェットの整理

ウィジェット管理画面で、サイドバーやフッターなどの各項目に何を配置するか設定することができます。
たとえば、サイドバーに検索窓を表示させたい場合など。
やり方はとてもシンプルです。

- 左側のウィジェット(追加したい要素) をクリックして、追加したい項目を選択。
- ウィジェットを追加
で完了です。
この方法で各項目を整理していきます。
といっても、最初はとりあえずサイドバーだけ整理するとよいと思います。

こちらはCocoonのサイドバーです。
このうち、必要ないのは
- メタ情報
- 最近のコメント
- 最近の投稿
あたりです。(個人的意見ですが…メタ情報は絶対いりません。)
自分の好きなように、カスタマイズしてみて下さい。
「どうすればいいか迷ってる」という方は、他ブロガーさんのブログを見て真似ることをおすすめします。
【まとめ】WordPressの初期設定を済ませてから記事を書こう
今回は最初にやっておくべきWordPressの初期設定について解説しました。
最後に記事のまとめです。
- テーマの導入
- プラグインの導入
- パーマリンクの設定
- Googleアナリティクスの登録
- Googleサーチコンソールの登録
- XMLサイトマップの登録
- プロフィールの記載・SNSの紐付け
- ウィジェットの整理
上記の設定をサクッと終わらせて、ブログライフを楽しみましょう!
今回は以上です。